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今が旬! 春の採りたて山菜料理はこれで決まり! 『たらの芽・こごみ、山菜の天ぷら♪』

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今回は冬のワカサギ釣りでの『ワカサギの天ぷら』の予行演習に、春の山菜天ぷらに初チャレンジしてみました!(笑) その場で採れた山菜の天ぷらは、とっても美味しかったですよ♪

【訂正とお詫び…】
・“旬”というには、投稿が少々遅過ぎました…スミマセン。
・タイトルに“採りたて”とありますが…採りたてだけど私が採ったモノではありません。(汗)
たらの芽・こごみ、山菜の天ぷら♪

雪が融け、春になると土の中から姿を現す山菜は、煮物や和え物にして食べるコトが多いですが、苦味の多い物は天ぷらにするとメチャクチャ美味いんですよね! 塩を振ってサッパリと…この味、やみつきになりますよ。(笑)

極めろ、男メシ! Recipe 09 《たらの芽とコゴミの山菜天ぷら》

materials
材料
◆ たらの芽  適量
◆ こごみ  適量

日持ちがしない山菜は、新鮮なうちに早く調理するのが望ましく、苦味の多い山菜は天ぷらにするのが向いています。 天ぷらに向いている山菜は、独活(うど)ふきのとうたけのこ・細竹…などがありますが、今回はアルカロイドが豊富に含まれているたらの芽と、油と相性の良いビタミンAが豊富なこごみを天ぷらにしてみました。ちなみに、どちらも私の大好物です。(笑)


《『たらの芽とこごみの山菜天ぷら』の作り方 》

さて、それではアウトドア料理ではもちろん、人生においても初めての天ぷら料理です。(苦笑)
まずは…

山菜を水洗いして、ゴミや泥を落とします
調理する山菜を水洗いして、ゴミや泥を落とします。

こごみは根の先を2〜3cmカットして取る
こごみは根の先を2~3cmカットして取ります。

たらの芽はハカマを取る
たらの芽はハカマを取ります。※軸の固い部分は、お好みで切り落とす。


これで下ごしらえは完了です。
次はを作ります。

天ぷら粉と美味しい湧水

一般的に天ぷらの衣は天ぷら粉を氷水で溶くようですが、今回は野外のために氷など用意しておりませんので、汲んだばかりの冷たく美味しい湧水で天ぷら粉を溶きました。

シェラカップに天ぷら粉を適量入れる

水を少しずつ入れながら衣を作る
天ぷら粉をシェラカップに適量入れ、水を少しずつ加えながら溶いていく。
上手く表現出来ませんが、サッとダマが残るくらい(?)混ぜ合わせました。 ※普通の天ぷら衣より薄めが良いそうです。
【ワンポイント】
衣は基本、粉類と水を1:1の割合で作ります。
氷水にあてると粘りが出難くなり、また、混ぜ過ぎないように軽く混ぜ合わせます。
次に揚げ油を用意します。

Esbitのアルコールバーナーと、VARGO(バーゴ)のチタニウム ヘキサゴンウッドストーブ

ちなみに今回の調理器具にはシングルガスバーナーではなく、Esbit(エスビット)のアルコールバーナーと、昨春に購入したお気に入りのネイチャーストーブTitanium Hexagon Wood Stove(チタニウム ヘキサゴンウッドストーブ/VARGO(バーゴ)』を使用しました。

鍋に油を入れ火にかける。今回鍋には、横浜の山田工業所製「鉄打出し中華鍋」を使用した。
 

鍋に油を入れ火にかけます。

天ぷらを揚げるタイミング(油の温度)は揚げ物によって異なりますが、油が適温になる頃までに、ここまでの準備(衣の準備まで)を整えておきます。

水気はしっかり切っておく

ちなみに山菜は水分をタップリ含んでいるものが多いので、水気をしっかり切って調理します。
高温になった油に水分が残ったままの食材を入れると、油がはねてヤケドをするなど大変危険です。
また、サクっと揚げるためにも水気はしっかり切っておくのが良いそうです。


さて、油の温度が上がってきました。
山菜を揚げる油の温度は170℃です。
水で溶いた天ぷら粉(衣)を数滴落とすと、鍋底近くまで沈み直ぐに浮き上がってくる状態が適温です。

鍋に落とした衣が、底近くまで沈み直ぐに浮き上がってきたらOK!

ワンポイント
一般的な油の温度の目安を参考までにまとめてみました。
160℃
衣が沈み、ゆっくり浮き上がります。※葉ものの天ぷらはこの温度で揚げます。

170~180℃
衣が沈みかけて鍋底に着くか着かないかで浮き上がります。※野菜=山菜や魚の天ぷら、かき揚げはこの温度で揚げます。

190℃
衣が沈まないうちに広がります。※フライドポテトやフライドチキンなどの二度揚げがこの温度です。

山菜に衣をくぐらせ、170℃の揚げ油でサッと揚る
山菜に衣を薄くくぐらせ、170℃の揚げ油でサッと揚げます。

ちなみに私は、初めてのチャレンジだったので次々と投入しましたが、鍋にたくさんの具が入っていると油の温度がすぐに下がってしまうので、本来は油の面積の半分以下に抑えながら揚げていくのが良いそうです。

さぁこれで、人生初の天ぷらが出来上がりです!(笑)

油をきって出来上がり♪

揚げたてで、尚且つ自然の中での実食なので、味付けは天つゆでなく塩を軽く振っただけでも十分に美味しいです♪ もちろんご飯を炊いて、濃いめの天つゆをつけて食べても美味いでしょう。※この場合、天つゆは「だし4~5:しょうゆ1:みりん1」が丁度良い分量だそうです。

最後はフィールドをきれいに後片付けします。
ゴミはもちろん、とくに天ぷら料理をした後の油は責任を持って持ち帰ります。

天ぷら料理をした後の“油”の処理
野外で天ぷら料理をした後の“油”は家庭と同様、直接フィールドに捨てるのは厳禁です!

アウトドアでは一般的に『油凝固剤(※固めるテンプルなど)』を利用して、帰宅してから燃えるゴミと一緒に捨てますが、キャンプの初日に天ぷらをした場合は、天ぷら用の油ろ過器などを使い油を再利用して、フィールドを汚さないよう心掛けましょう。

以前ワカサギ釣りで、油を氷上に直接捨てた老夫婦が若いファミリーわかさぎ釣り師に注意され揉めていましたが、自然の中で遊び楽しませていながらのそのような行為は、たとえフィールド外であっても環境汚染に他なり得ません!

それではこれにて、『うしお亭』閉店です。
また次回をお楽しみに!(笑)
次は冬のワカサギ釣りで、釣りたてワカサギを天ぷらに!
野外で食べる料理って、本当に美味いですね。

ただ今回の天ぷらで、実はまだ一度も食したコトがないコシアブラを食べたかったんですよ。(苦笑)

山菜の天ぷらといえば、「たらの芽」と「こしあぶら」と言われるほど人気の高い山菜の一つのコシアブラですが、北海道から九州まで沖縄を除く全国に自生しているハズなのに、何故か入手出来ませんでした。 時季が遅かったのか、人気過ぎて採られてしまった後だったのか…ちょっと残念です。

それでもこれで、アウトドアで天ぷらが出来るようになったので、今度は是非とも冬のワカサギ釣りで釣りたてを天ぷらにしてみたいと思います!


それでは皆さま、See you again♪(笑)



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