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暖も取れて調理も可能な氷上ワカサギ釣りのコンパクトストーブシステムを考える
先日の4年ぶりにして2017年初の氷上ワカサギ釣りは、初めての釣り場で初めてMyテントを設営をして初めての魚探操作…っと、何から何まで初めてづくしの氷上ワカサギ釣りでした。(笑)結果的には自身の初シーズン、初釣果は次回のお預けになっちゃったんだけど…まぁ、自分的には釣れなくても得るモノが多くて楽しかったですよ。
ただねぇ…ホント、寒かったんですよ!(苦笑)
当日の現地は快晴でも、ナンたって終日マイナス気温ですから…。(涙)
当日の現地は快晴でも、ナンたって終日マイナス気温ですから…。(涙)
氷上のワカサギ釣りはとにかく寒いです。
露天で釣り続けるベテラン猛者たちは別として、氷上のワカサギ釣りではテントがあるとやっぱり快適、さらにストーブがあれば寒さ対策は万全! ※実はこれ(ストーブ)が一番の必需品かも?(笑)
いくら天気が良いと言っても、さすがに早朝の釣り開始から一時間ぐらいは暖が取らないと…とくに寒がりの妻には非常にツラいようで、このままではもう一緒に釣りに行ってくれないかもしれない…。(焦)
ってコトで早速、諸先輩方のアイディアを参考に、「氷上ワカサギ釣り テント内ストーブシステム」を組み上げてみました。(ウィンドスクリーンを加工しただけですけどね…苦笑)
冬季のワカサギ釣りで、大きなテントを使っている人は家庭用ポータブルストーブやアウトドア用の灯油式ストーブ、石油ストーブなんかを持ち込んでいる画像を見たコトがあるけど、アレって凄く暖かい反面、結構お値段が…ねぇ。(苦笑)
で、やっぱり人気(オススメ?)なのがGASPIA(ガスピア)とかのカセットボンベ式ポータブルガスヒーターになるんだけど、これだと(個人的に)ワカサギシーズンにしか使い道がない。
理想としては暖が取れて、湯沸しや出来れば調理にも使えるストーブが欲しい。
そうなるとやっぱりコールマンの「遠赤ヒーターアタッチメント」+「スポーツスターII」の組み合わせが一番なのかな? とくに「遠赤ヒーターアタッチメント」はコンパクトながら、テント内を温めるには充分そう!
そうなるとやっぱりコールマンの「遠赤ヒーターアタッチメント」+「スポーツスターII」の組み合わせが一番なのかな? とくに「遠赤ヒーターアタッチメント」はコンパクトながら、テント内を温めるには充分そう!
ナンでも家庭用ストーブにも使われている特殊鋼材のNCA-1使用で遠赤外線を発生し効率良く暖が取れ、さらにヒーター使用時も上で煮炊き、炉端焼きまで出来るとか!? これは「いいね!」(笑)
ただ問題は、このヒーターアタッチメント専用のストーブ(バーナー)がガソリン式だというコト…。
ホワイトガソリン燃料式は気温の変化、寒冷地に強いのが魅力だけど、ポンピングとかメンテナンスが面倒臭そう…それに1シーズンだけの、それもこれ一つだけの為にホワイトガソリン使用はランニングコスト的にも割高だ。(苦笑)
なので一瞬ボツになりかけたんだけど…いろいろ調べてみると、この遠赤ヒーターアタッチメントが使えるCB缶(カセットボンベ)式ストーブがあった!
それがこれ、SOTO(ソト)の「レギュレーターストーブ ST-310」です。
それがこれ、SOTO(ソト)の「レギュレーターストーブ ST-310」です。
何よりも安価な家庭用カセットボンベ使用はお財布にも優しい♪(笑)
しかも遠赤ヒーターアタッチメントが五徳にピッタリ! ますます「いいね♪」 (大笑)
でもねぇ…このままでは使えないですよ。
だってどちらもメーカー推奨の、正しい使い方では無いですからね…。
だってどちらもメーカー推奨の、正しい使い方では無いですからね…。
一応、ST-310にはガス缶へコンロの熱が伝わらないように「遮熱版」が取り付けられいるので、通常の使用でガス缶が爆発するコトはないらしいけど…遠赤ヒーターアタッチメントに、この小さな遮熱版だけではかなり不安。
いくら自己責任とは言っても、ボンベ(カセット)のガス爆発なんてトンデモナイ!
周りの釣り人にだって迷惑は掛けられませんからね!(汗)
周りの釣り人にだって迷惑は掛けられませんからね!(汗)
なので既に実用されている方々を参考に、こちらも導入しました。
同じくSOTOの「レギュレーターストーブ専用溶岩石プレート ST-3102」です。
同じくSOTOの「レギュレーターストーブ専用溶岩石プレート ST-3102」です。
ただし使うのは溶岩石プレートではなく、付属のステンレス遮熱板の方。(苦笑)
これ、このシステムには必須だそうです!
こうやって溶岩石プレート用のステンレス遮熱板をST-310に装着し、その上で遠赤ヒーターアタッチメントを使うと遠赤ヒーターアタッチメントから発生される高熱はステンレス遮熱板で遮断され、下部(テーブル等)は熱くならず、家庭用石油ストーブにみられる対流効果(熱くなった空気が上昇することで対流を発生させ効率よく暖房する効果)も得られ、もちろんボンベが爆発する心配もなく安全だそうだ。
いくらテントの中とは言っても、基本的に極寒での使用…早朝の設営時なら、ほぼマイナス気温。(泣)
さらに寒冷地仕様以外のカセットボンベは寒さに弱く、寒冷地仕様でも国外製造の激安ボンベならマイナス気温の使用でドロップダウンの心配もある…。
さらに寒冷地仕様以外のカセットボンベは寒さに弱く、寒冷地仕様でも国外製造の激安ボンベならマイナス気温の使用でドロップダウンの心配もある…。
そこでこれもまた諸先輩方のアイディアを参考に、家庭用ストーブの熱反射板的モノを作って熱量効果を高めます。(笑)
用意するのはキャンプで使っていた折り畳み式のアルミ製「ウインドスクリーン(風防)」。
(ちなみに100均の天ぷらガードでも代用出来るそうです)
(ちなみに100均の天ぷらガードでも代用出来るそうです)
あと、ペンチなんかもあると良いですね。
まずはテーブルからカセットボンベの上端までを測って…
だいたい7.5cmくらいですかね?
次にウインドスクリーン端の留め金を外し…
それを使って5枚目or6枚目(※使用するウインドスクリーンのプレート数に異なりますが、ウインドスクリーンの真ん中を加工します)の留め金を7.5cm以上外します。
※後で記述しますが…留め金を外した部分のウインドスクリーンを折ります。蝶番部分途中を折るのは難しいので、『折り易いように蝶番部分と蝶番部分の切れ目』まで留め金を外すのが無難です。
※後で記述しますが…留め金を外した部分のウインドスクリーンを折ります。蝶番部分途中を折るのは難しいので、『折り易いように蝶番部分と蝶番部分の切れ目』まで留め金を外すのが無難です。
ウインドスクリーン端の留め金を、任意のプレートの留め金に差し込み押し出して…
飛び出した部分を7.5cm以上、蝶番部分の切れ目に合うようにペンチ等で引っこ抜き、余った部分は切断します。※ちなみに私が利用したウインドスクリーンで7.5cmは蝶番4つ分(約7.8cm)だったので、ウインドスクリーンの蝶番部分の合わせ目に合わせて約8.0cm押し出して切断しました。
任意のプレート部分の両端の留め金を引き抜き切断出来たら、蝶番部分の合わせ目に合わせて折り曲げます。
あとはこれを、Colemanの「遠赤ヒーターアタッチメント」をセットしたSOTOの「レギュレーターストーブ ST-310」のガスボンベにかぶせて…ハイっ、完成!
こうするコトで遠赤ヒーターアタッチメントの下部と後方に逃げる熱を遮断して、テント内は短時間の燃焼と少量の燃料でポッカポカ♪
もちろんウインドスクリーンのお蔭でテント際ギリギリで使っても、テント生地を溶かす(焦がす?)心配もない!(たぶん…)
もちろんウインドスクリーンのお蔭でテント際ギリギリで使っても、テント生地を溶かす(焦がす?)心配もない!(たぶん…)
さらに室内が寒過ぎてボンベも冷たくて燃焼が悪い時は、ウインドスクリーンを後方にずらし、一時的にボンベをプレヒート(温める)する事も出来る。
うーん、このシステムを考えた人はホント凄いですねぇ。
さらにさらにもう一工夫♪
まぁ、ココから先はテント内ストーブシステムの有効性とは関係ないんだけど…SOTOの「レギュレーターストーブ ST-310」のスタンド兼五徳は金属製なので、滑り止め対策としてシリコンチューブを付けました。ちなみに「ST-310」の五徳にシリコンチューブを履かせるカスタムは一般的だそうです。
皆さんホームセンターなどで五徳の太さに合せたシリコンチューブを購入しているんでしょうけど、私にはそれを探して買ってくる時間がなかったので、専用の「レギュレーターストーブ専用アシストセット ST-3104CS」なるモノを取り寄せました。(苦笑) 釣り人なんだから伸縮チューブで代用するべきだったかな?(汗)
取り付けるとこんな感じ。
これで「ST-310」の構造的な問題点だった五徳の素材・形状による使用時の安定感向上や再点火時のヤケド防止対策は万全!(らしい…笑)
そして次は、大きなレバーで点火をアシストする「ST-310」専用の点火アシストレバーを取り付ける。
「ST-310」自体は凄く良く出来たストーブなんだけど、使った直ぐ後に再点火する時には本体が非常に熱くなって、五徳に触れて火傷しそうになることが多いとか点火スイッチを押すのが大変だというレビューがあったので、この点火アシストレバーを採用したけど…これって単体で500円程度、しかも取付けた状態で邪魔にもならず「ST-310」が折り畳めるオプションパーツ。
ホトンドの「ST-310」愛用者が取り付けているのに、ナンで標準装備じゃないの?って思える不思議な必携アイテムです。(苦笑)
ちなみにこの樹脂製「点火アシストレバー」、遠赤ヒーターアタッチメントの熱で溶けたりしないかな?っと、ちょっと心配してたんですけど…
こうやって溶岩石プレートのステンレス遮熱板を、必ず取り付けた状態であれば大丈夫みたいです。
このストーブシステムの利点は暖房器具としてだけではなく、微妙な火力調整が可能なので調理にも使える…ってコト! 弱火で鍋を暖めながら暖を取るコトはもちろん、ちょっとした湯沸しや炊飯、「ST-310」単体でも氷上のワカサギ釣りだけじゃなく、通常のキャンプや釣行中、登山なんかにも活用出来ますね。
燃料は家庭用のカセットボンベが流用可能だから、いざという時は非常時の調理器具&暖房器具としても使用出来る。 (入手し易い低コストの燃料使用っていうのは凄く魅力的ですね。笑)
火力は確かにガソリン式バーナーには適わないけど、購入するタイミングでは「スポーツスターII」単体よりも、「ST-310」+「レギュレーターストーブ専用溶岩石プレート ST-3102」の組み合わせの方が安かったりする。
まだ実際に釣り場で使っていないので、自信を持っては言えないケド…暖も取れて調理も出来て低燃費、全く無駄が無いシステムではないでしょうか?
唯一の欠点を挙げるとしたら…このシステム(器具類の組み合わせ)は、メーカー推奨の正しい使い方ではない!ってコト。
なので使用はあくまでも、自己責任でお願いします!
敢えてブログ記事として公開したのは、現時点でこのシステムによる事故や不具合等の報告例がなく実に良く考えられたシステムなので、手持ちのキャンプ道具を用いて氷上ワカサギを楽しまれる方々に少しでも参考になればと思い紹介しました。
私的にはこれで解決した感じの暖房システムです。
次はいつ行けるか分からないけど、いっぱい釣れたら現地で『ワカサギ丼』作りますよ~。(笑)
それでは皆さん、See you again!
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